家づくりで子どもの風邪を防げる!? ~風邪をひきにくい家にする方法~

「子どもが度々風邪をひいて大変…」「家庭内で風邪が蔓延する…」
お子さんのいる家庭だと、あるあるな悩みではないでしょうか。
子どもの風邪やアレルギー予防には、家の空気や湿度、温度管理が大切です。
家の設計や素材選びが、子どもたちの健康に大きな影響を与えます。
今回は、子供の健康を守るために欠かせない家づくりのポイントを分かりやすく解説します!
住まいの風邪予防で大事なポイント①湿度管理
湿度が適切に管理されていないと、風邪を引きやすくなり、アレルギー症状が悪化する可能性もあります。
ここでは、湿度の過不足の影響や、湿度管理方法について解説します。
湿度が低すぎると風邪を引きやすい
湿度が低い環境は、空気が乾燥し、ウイルスが活発になりやすいです。
風邪のウイルスは乾燥した空気の中で長時間生存し、広がりやすくなります。
さらに、低湿度環境だと体内の粘膜が乾燥し、呼吸器系の防御機能が低下するため、ウイルスや細菌が体内に侵入しやすくなります。
湿度が高すぎるとカビやダニが繁殖しやすくなる
一方、湿度が高い環境では、アレルギーの原因となるカビやダニが増え、以下のような健康リスクが増加してしまいます。
~アレルゲンの増加~
高湿度はカビやダニの発生を促し、これらのアレルゲンが空気中に浮遊します。
カビの胞子やダニのフンは、アレルギー症状や喘息を引き起こす原因となり、特に子供には悪影響を与える可能性があります。
~湿気による健康問題~
高湿度の状態が長期間続くと、壁や家具にカビが生え、空気の質が悪化します。
湿気が多いと、家の中に不快な臭いが発生することも。
風邪予防に適切な湿度とは?
住環境において理想的な湿度範囲は、40%〜60%。
適切な湿度を維持することでウイルスの活動が抑制され、鼻や喉の粘膜が潤い、風邪の原因となる細菌やウイルスから体を守ることができます。
湿度管理をしっかり行い、子供たちが健康で快適に過ごせる家を作りましょう。
住まいの風邪予防で大事なポイント②清潔な空気
子どもたちは免疫力が十分ではないため、風邪を予防するには、空気中のウイルスや細菌、アレルゲンを取り除くことが非常に重要です。
清浄な空気が大事な理由を解説していきます!
空気中のウイルスと細菌の影響
風邪を引き起こすウイルスは、空気中に浮遊することで感染が広がります。
湿度が低く、室内の換気が不十分な場所では、ウイルスが長時間浮遊しやすく、感染リスクが高まります。
子供が長い時間を過ごす部屋やリビングでは、細菌が飛散しないように清潔な空気を維持することが大切です。
アレルゲンと健康リスク
アレルギー症状を引き起こす物質、いわゆるアレルゲンも空気中に浮遊しており、風邪と同じように呼吸器系に影響を与えます。
湿気の多い場所やほこりが溜まりやすい部屋では、ダニやカビが繁殖しやすく、これらが空気中に浮遊することで、アレルギー反応を引き起こします。
また、季節の変わり目には花粉も要注意です。
住まいの風邪予防で大事なポイント③寒暖差を防ぐ
寒暖差の激しい家では、体温の急激な変化が風邪や体調不良の原因となり、免疫力が低下してしまいます。
ここでは、断熱性の高い家がどのように風邪予防に貢献するのかを解説します。
寒暖差が引き起こす体調不良のメカニズム
寒暖差が大きい住環境は以下のような悪影響を体に与えます。
~免疫力の低下~
寒暖差で体温が頻繁に変動すると、体はその変化に適応しようとし、免疫機能が低下します。
特に寒い時期は体が冷えすぎると免疫力が弱まり、ウイルスや細菌に対する抵抗力が低下してしまいます。
~風邪やインフルエンザのリスク~
寒暖差が激しいとウイルスが活発になりやすく、体がその影響を受けやすくなります。
急な温度変化に体が慣れていない場合、免疫システムが過剰に反応して風邪症状が出ることがあります。
~ヒートショック~
ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が急上昇または急降下し、心臓や血管に大きな負担がかかる現象です。
断熱性が低い家では、部屋ごとの温度差が大きくなるため、ヒートショックの危険が増します。
例えば、暖かいリビングから寒い脱衣所に移動し、その後に熱いお風呂に入ると、急激な温度変化に体が対応しきれず、ヒートショック現象が起こる事も。
高齢者の場合、心臓や血管にかかる負担が大きくなり、最悪の場合、亡くなることもあります。
断熱性の高い家が風邪予防に役立つ理由
断熱性の高い家づくりは体調不良や風邪を予防するために非常に重要です。
~温度の安定~
断熱性の高い家は、外気温の影響を受けにくく、室内の温度を一定に保ちやすくなります。
冬は暖かく夏は涼しい空間を維持することで、体温の急激な変動を避けることができ、免疫力を保ちやすくなります。
〜冷暖房効率の向上〜
高断熱住宅では、暖房の熱や冷気が逃げにくく、温度を快適な状態に保つことができます。
これにより、寒暖差がなくなり、体調不良や風邪を予防することができます。
昭栄創建の家づくりが子どもの健康を守る理由
私たち昭栄創建の家づくりでは、家族全員が安心して暮らせる「パッシブエアサイクル(PAC)住宅」を提案しています。
ここでは、私たち昭栄創建の家づくりが子どもの健康を守る理由について解説していきます!
①パッシブエアサイクル(PAC)住宅で快適な空気環境を提供
昭栄創建の家づくりの特徴は、パッシブエアサイクル(PAC)住宅の採用です。
PAC工法では自然素材を使用しており、化学物質の発散を抑えることができるため、家中の空気が清潔に保たれます。
またPAC住宅では、家全体に新鮮な空気を循環させる仕組みを備え、湿度や温度を快適な状態に保つことができます。
さらに、屋根裏と床下に設けられた換気口を活用し、夏は熱気を外に逃がし、冬は室内の暖かい空気を保持することができます。
これにより、家の中の湿気がコントロールされ、カビやダニの発生を防ぎ、健康的な空気環境が維持されます。
②自然素材をふんだんに使用した安全で健康的な住空間
昭栄創建では、家づくりにおいて自然素材をふんだんに使用しています。
無垢材や漆喰、天然塗料など、化学物質を使わずに仕上げられた建材は、アレルギーやシックハウス症候群を防ぐために非常に効果的です。
子供は化学物質に敏感なため、自然素材を使用することは健康的な住環境を作るために重要です。
また、自然素材は家全体に温もりを感じさせ、室内の空気もクリーンなものに。
③外張り断熱工法で、快適な温度が一定!
昭栄創建では、外張り断熱工法を採用し、家全体を断熱材で包み込むことで温度差の少ない快適な室内環境を実現しています。
外張り断熱工法による壁や柱の内部まで断熱材が行き渡り、断熱性能が向上。
室内の温度が均一になることでカビやダニの発生を抑制し、子どもたちの健康を守ることにも繋がります。
④環境に優しく、長期的に安心できる家づくり
私たち昭栄創建は、環境にも配慮したエコな家づくりをしています。
自然素材の使用に加え、エネルギー効率を高めるための設計や、長く快適に過ごせる家をご提案。
子供たちの未来にとっても、エコでサステナブルな家づくりは非常に重要です。
環境に優しい家は、家族全員にとっての健康を守るだけでなく、未来の世代にも貢献する選択となるでしょう。
子供の健康を守るための家づくりは、
昭栄創建にお任せください!
子供の健康を守るために欠かせない家づくりのポイントや、家づくりでできる健康対策について紹介しました。
子供たちの健康を守るためには、住まい環境が非常に重要です。
湿度や温度、空気質、素材に注意を払うことで、家の環境を健康的に保つことができます。
「家族みんなが健康で快適に暮らせる家づくり」をお考えの方は、ぜひ昭栄創建にお任せください!
昭栄創建では定期的に見学会を開催しています。
実際に足を運んでいただくことで、写真や文章だけでは感じ取れない私たちの住まいの快適さを体感していただけます。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください!