花粉や黄砂対策ができる!高気密・高断熱&空気が循環する「健康住宅」とは?

春先や秋の季節、特に注意が必要な花粉や黄砂。
春や秋は、お家の中でもくしゃみや目の痒みに悩み、ゆっくりと過ごせない!という方も多いはず。
実は、お家の中で花粉や黄砂の影響を極力抑えるには、高気密・高断熱といった住宅性能や間取りがポイントになります。
今回は家づくりで花粉や黄砂を防ぐ方法を解説!花粉や黄砂に負けず、快適な毎日を過ごしたい方は必見です。
花粉症・黄砂対策のピークと影響
~花粉症の症状とピーク時期~
花粉症の主な症状には、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、眼の症状(かゆみ、涙、充血)があります。
みなさんの中にも春の時期は「ムズムズして辛い!」という方も多いでしょう。
ちなみに、2025年のスギ花粉のピークは、日本気象協会によると以下の通りです。
“スギ花粉は3月末までに多くの所でピークを過ぎる見込みです。一方で4月上旬は広い範囲でヒノキ花粉のピークとなるでしょう。ピークの期間は、5日間から2週間ほどの見込みです。”
引用元:日本気象協会 2025年 春の花粉飛散予測(https://www.jwa.or.jp/news/2025/03/26287/)
~黄砂のピークと影響~
黄砂とは、中国の砂漠などから飛来される砂や、鉱物粒子のこと。
黄砂は春先に特に多く発生し、視界の悪化や呼吸器系のトラブル、さらにはアレルギー反応を引き起こすことがあります。
黄砂の粒子は非常に細かく、室内にも簡単に侵入してしまいます。
健康への影響を避けるためには、しっかりとした対策が必要です。
ちなみに、黄砂のピークは以下の通り。
“黄砂はほぼ年間を通して日本列島に飛来していますが、特に 2 月頃から増加し始め、3 月から 5 月にピークを迎えます”
“黄砂へばく露することによって、呼吸器疾患や循環器疾患等、人への健康に影響があることが近年報告されてきています。”
引用元:環境省(https://www.env.go.jp/chemi/)
家づくりでの対策
では、花粉や黄砂を防ぐために、家づくりで気をつけるべき点を見ていきましょう。
~高断熱かつ高気密の住まいにする~
花粉や黄砂を家に取り込まないためには、家の構造が重要です。
重要なのは「家の隙間」をなるべく小さくすること。
家の隙間が大きいほど、花粉や黄砂が住まいに入り込んでしまいます。
家の隙間は「気密」という観点で判断します。
つまり、高気密の住まいは「家の隙間が小さい家」という意味です。
また、高気密とセットで言われる「高断熱」も花粉対策には重要。
高断熱な住まいは、外気の影響を受けにくく、室内の温度と湿度が快適な状態になります。
花粉や黄砂が長時間室内に滞留することを防ぎます。
クリーンな空気で、アレルギーや呼吸器系のトラブルを抑制し、健康的な生活を送ることができます。
~パッシブエアサイクル(PAC)住宅で花粉や黄砂をシャットアウト~
昭栄創建では、パッシブエアサイクル(PAC)住宅を採用し、空気の循環と換気を効率的に行っています。
PAC工法では、家の外と内で効率的に換気が行われる仕組みを作り、室内の空気がクリーンで新鮮な状態を保つことができます。
花粉や黄砂の影響を受けやすい季節でも、外部から入ってくる花粉や黄砂を防止しながら家の中で安心して過ごせます。
また、アレルギー対策では湿度や温度の管理もとても大切ですが、PAC工法では一年を通して快適な環境が保たれます。
自然の力で健康的な空気を感じることができるので、アレルギーの心配が減り、より健康的に過ごすことができます。
間取りでの対策
~室内の間取りにも工夫を~
家の間取りをちょっと工夫するだけで、花粉や黄砂が家全体に広がらないように防ぐことができるんです。
外から持ち込まれるものをしっかりと管理することで、より快適な空間が作れます。
①玄関
玄関は、外から帰ったときに最初に通る場所だからこそ、花粉や黄砂が家の中に入らないように工夫したい場所です。
外で付いた花粉や黄砂は、靴や衣服にしっかりと付着しているので、玄関を工夫して収納スペースを作ることで、それらが室内に広がるのを防げます。
例えば、アウターや帽子、カバンをそのまま室内に持ち込むのではなく、玄関に収納スペースを作り、花粉がついたものは玄関で花粉を落としましょう。スチールラックやハンガーラックを使えば、出入りに邪魔なく収納でき、花粉が室内に飛び散るリスクも減らせますよ。
また、髪が長い場合は、玄関にヘアブラシや洋服ブラシを置いておくと便利です!
上から順に、髪→上半身→下半身と払うことで、効率よく花粉を取り除けます。
これらのちょっとした工夫で、室内に持ち込む花粉や黄砂の量を減らし、家の中を快適に保つことができますよ!
②ランドリールーム
花粉や黄砂が多い季節に外で洗濯物を干すのは要注意。
花粉や黄砂の付着を防ぐためにも、室内干しができる「ランドリールーム」をつくるのがオススメです。
ランドリールームを「洗う」「干す」「畳む」までできる設計にしておけば、家事がグッと楽になります!
畳むスペースや収納棚を併設すれば、乾いた洗濯物をそのまま畳んで収納できるので、部屋を歩き回る必要もなく、効率よく作業を進めることができます。
さらに、花粉や黄砂を気にせず洗濯できるので、家の中でいつでも清潔な空間を保つことができます。こういった工夫を取り入れることで、家事が格段に楽になり、毎日の生活がより快適になりますよ!
③リビング・寝室
普段よく使うリビングや寝室も、空気の流れを考慮した設計が重要です。
通風性を確保しつつ、外部の花粉や黄砂が室内に入る経路を最小限に抑えるように設計。特に、換気口の位置や窓の配置を工夫することで、空気の流れをうまくコントロールし、花粉の侵入を防ぐことができます。
このように、間取りを工夫することで、花粉や黄砂を家の中に持ち込まず、室内で拡散させることなく快適な空間を作り出すことが可能です。
昭栄創建では、これらの工夫を取り入れ、花粉や黄砂対策ができる健康的な住まいをご提案しています!
花粉や黄砂を防ぐための家づくりは、
昭栄創建にお任せください!
家づくりや間取りで出来る花粉や黄砂対策について紹介しました。
昭栄創建の家づくりでは、花粉や黄砂を効果的に防ぐための様々な工夫が施されています。
パッシブエアサイクル(PAC)住宅や高気密・高断熱の設計、さらには換気システムの工夫を取り入れることで、花粉や黄砂に悩まされることなく、快適で健康的な住環境を実現できます。
「花粉や黄砂対策をしっかりと行いたい!」とお考えの方は、ぜひ昭栄創建にお任せください!
昭栄創建では定期的に見学会を開催しています。
実際に足を運んでいただくことで、写真や文章だけでは感じ取れない私たちの住まいの快適さを体感していただけます。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください!