猛暑でも涼しい!外張り断熱工法の脅威の断熱性能メリット・デメリットを解説

夏の暑さが年々ひどくなっています。
今年はついに群馬県で観測史上最高気温41.8℃を記録し、体調や生活への影響が懸念されています。※
気温が高くなっている近年、「家で涼しく快適に過ごしたい」「子供の体調が不安」という方が増えているかと思います。
そんな方にオススメしたいのが「外張り断熱工法」による家づくりです。
今回は、外張り断熱工法の特徴やメリット・デメリット、さらに健康面での利点についてご紹介します。
※参考:群馬 伊勢崎で41.8度 観測史上最高気温を更新 暑さの背景
外張り断熱と充填断熱はどう違うのか?
充填断熱とは?
充填断熱とは、壁の内部に断熱材を充填する方法です。
充填断熱工法は一般的に広く用いられているものの、外部からの熱の影響を直接受けることが多いため、外張り断熱に比べると断熱性能は劣ります。
外張り断熱工法とは?

外張り断熱工法とは、建物の外壁に断熱材を貼り付ける方法です。
家全体を外から包み込む形で断熱されるため、室内の温度変化を抑え、冷暖房効率を大幅に向上させます。
外張り断熱の最大の特徴は、家全体を包み込むように断熱することで、室内が魔法瓶のような環境となること。充填断熱工法よりも高い断熱性を発揮します。
温度差が夏や冬でも、室内温度を安定させて、快適な空間をつくりだします。
外張り断熱のメリット・デメリット

続いて、外張り断熱のメリット・デメリットについてご紹介します。
外張り断熱のメリット
1. 猛暑の日でも室内が涼しい
外張り断熱の最大の利点は、猛暑の日でも室内が涼しく保たれることです。外壁に断熱材を取り付けることで、外部の熱が直接室内に伝わりにくくなり、エアコンの効きも良くなります。外気温が高くても、家に帰ると涼しく、快適な空間が広がっています。
2. 家全体が均等に快適な温度に保たれる
外張り断熱工法では、家全体が均一に断熱されるため、部屋ごとの温度差が少なくなります。
また夏の時期は熱がこもりがちな小屋裏も涼しさをキープ。また、坪数が少ない場合でも、小屋裏などを収納スペースとして活用でき、空間を有効的に使えます。
3. 冬も暖かく、ヒートショック対策にも有効
外張り断熱工法は、冬の寒さにも強い効果を発揮します。冷気が室内に入り込むのを防ぐため、冬でも暖かい環境が保たれます。
急激な温度変化を防ぐことができるため、ヒートショックのリスクを減らすことができます。健康面にも配慮した住環境が整います。
4. 省エネ効果で光熱費が削減
外張り断熱工法で、夏や冬も快適な状態になるので、エアコンの使用頻度が少なくなります。高くなりがちな夏・冬の光熱費を削減できるので、長い目で見てもコストパフォーマンスが良い家になるのです!
さらに、ZEH水準のエネルギー効率の良い家で、「暑いけどエアコンを我慢しよう…」といった無理をすることなく電気代の節約ができます。
5. 家が長持ちする
外張り断熱工法は、住宅の寿命を延ばすためにも効果的です。温度変化や湿気から家を守るため、結露や湿気によるカビや腐食のリスクを減らします。
構造材を保護し建物の耐久性が向上するだけではなく、湿気を抑えることでシロアリの発生も防ぐことができ、寿命を伸ばせます。
外張り断熱のデメリット
もちろん、外張り断熱にもいくつかのデメリットは存在します。
1. 初期費用が高い
外張り断熱は充填断熱よりも施工が複雑で、初期費用が高くなることが一般的です。外壁に断熱材を取り付けるため、材料費や施工費が高くなる傾向にあります。
しかし、省エネ効果によって光熱費を削減できるため、結果としては「お得な家」となるでしょう。
2. 施工期間が長くなることがある
外張り断熱工法は、外壁の施工に時間がかかるため、施工期間が長くなることがあります。特に気候や工事の状況によっては、完工までに少し時間がかかる場合があります。
3. リフォーム時の手間が増える場合がある
外張り断熱が施された家をリフォームする際、外壁の断熱材を取り外す必要がある場合があります。大掛かりな工事となるので、リフォーム作業が少し手間がかかることがあります。
しかし、断熱効果が高いため、断熱材の劣化は充填断熱よりも少ないのも特徴。そもそものリフォームの頻度が減る点ではメリットと言えます。
外張り断熱工法で健康的な暮らしを

外張り断熱工法は、ただ省エネ効果を高めるだけでなく、健康面でも大きな利点があります。特に、猛暑や寒冷地では、家の温度差が大きくなることがありますが、外張り断熱なら快適で健康的な住環境に!
猛暑の日でも涼しい室内
外張り断熱は建物全体を断熱材で包み込むため、室内の温度変化を抑えます。夏を快適に過ごせるだけではなく、大切な家族を熱中症から守ることもできます。
特に小さなお子様がいる家庭にとって、熱中症リスクが少ない事は大きな安心につながります。
冬も暖かく、ヒートショック・風邪予防の対策ができる
外張り断熱により、急激な温度差を防ぐことでヒートショックのリスクを減らすことはもちろん、室内の温度を安定させるため、冬の冷えによる体への負担を軽減します。体温の急激な変化が少ないことで血行や代謝が整いやすく、免疫力の低下を防ぎ、風邪や体調不良の予防にもつながります。
標準仕様の外張り断熱とエアサイクル工法の自然換気システムで快適な住環境を

昭栄創建では外張り断熱と、エアサイクル工法による自然換気システムが標準仕様。この二つを組み合わせることで、住環境の快適さだけでなく、健康住宅として快適に健康に暮らせる環境を実現しています。
エアサイクル工法は、「空気の流れる層」を住まいにつくり、新鮮な空気が家中を循環。温度・湿度がなるべく均一となる空間を実現します。
さらに、外張り断熱工法で断熱性が高まることで、急な温度差がなくなり、結露を防止。アレルギーの原因となるカビやダニの発生も抑制され、健康的な空間を叶えるのです。
昭栄創建の外張り断熱工法で、快適で健康的な住まいを実現しませんか?
外張り断熱とエアサイクル工法は、健康的な住環境を提供するための理想的な組み合わせです。
「暑い夏でも快適に過ごしたい」
「健康に気をつけたい」
「温度差のない家を体験してみたい」
これから家づくりを考えてる方、快適に暮らせる住まいづくりを、昭栄創建のモデルハウスでぜひ体験してください。




